”考課表作成”から始めるマネジメント/現場改善-個人と組織の成長に向けて
「なぜ、僕の評価の方が低いんですか?」こんな質問をされることがある。
だけど、この問いの返答に窮すると中小企業経営トップ。
こんな状況打破のニーズを発端に、”考課表作成”が始まった。
本テーマ支援の話を聞いた時点から、興味深く、かつ深みがあり、広がりのある課題だなと感じていました。。
数回のやりとりを経て、まずまず良い感じで仕上がりつつある段階に入ってきました。
あらためて、本テーマ、各位が、すべきことと/目指すこと、また会社が各位に期待することを整理し、行動のベクトル合わせをする意味あいでとても組織にとって、効果的な取り組みだと感じています。
さらに、今回の良き絶好の機会を、次なる展開へ、有効につなげるべく関係者と下記如く画策しています。
1.まずは、この考課表を関係者の声を聴きながら仕上げること
この機会を通じて、各位が各位の役割について、考えてもらうことが貴重な機会になる。
2.今後、当初意図する考課に活用することはもちろんのこと、
考課表を意識して、個人と組織の成長につなげることが重要。
3.そのために、マネジメントの充実が必須。
特に、今回、課長及びリーダーで取り上げたパフォーマンス向上に向けた項目への仕組み作り。
もちろん、現在、仕組みはあるものと見受けるが、さらに“クッキリ”させる点に鍵がある。
4.いま「ある」とのレベルを、しっかりと目に見える形にする。
目標、管理指標、生産のしくみ、現在状況(月次、日次)、改善計画・進捗、現場目配りポイント、ひとの成長、、等
5.これら、全て、現場で、目に見える形にしたいものだ。工程管理板、活動掲示板、グラフ、現場目配りポイント、改善シート等々
「今、生産の状況は順調ですか?」との問いから、現場マネジメントのレベルを伺う! | KWPコンサル (kaizen-wp.jp)
強い現場づくりは、基準つくりから | KWPコンサル (kaizen-wp.jp)
見える化とコミュニケーションとで改善活動の意識高揚を! | KWPコンサル (kaizen-wp.jp)
6.これらを月次、日次、いつも活用(コミュニケーション/フィードバック)して、日頃無意識に流されがちな日常を意識化、常に考える化、常に行動化、、、できる俊敏な組織づくり
一言あれば、とってもモチベーションがあがるんだけど。 | KWPコンサル(kaizen-wp.jp)
振り返るタイミング | KWPコンサル|トヨタ方式及び(kaizen-wp.jp)
7.ここには、デジタル活用もポイントだ。
製造業のDXコンサル事例: 自動車部品会社での品質DX | KWPコンサル(kaizen-wp.jp)
8.目標に向かって、ワンチームで結果を追い続ける組織づくり
に仕向けていきたいものです。
前提として、
9.当組織の目指すところ、中期ビジョンが明確・共有されているかも?気になる点。
中期経営計画策定/運用で、一体感ある組織づくりを!! | KWPコンサル (kaizen-wp.jp)
また、
10.社員への還元に関しても、明示できると好ましいかと
(例、改善効果の1/3は、社員に還元する など)
同時に
11.信頼感、親密感ある組織づくり
雰囲気の良い会社は、仕事の品質が高い。 | KWPコンサル (kaizen-wp.jp)
上記内容の計画的展開、しくみづくり、アウトプット、その過程での意見交換・合意形成、一体感づくり
そして、具体的改善推進 等
考課表づくりから、上記展開を図っていきます。